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こんにちは、あやです!
ミニバン販売台数No.1のTOYOTA。 TOYOTAは「ミニバンは大人数が乗れるだけじゃない、街乗り、アウトドアなど、多目的に対応出来る」様に多種多様なミニバンを売り出す戦略を取っています。
そのミニバンの中でも大人気のMクラス「ミニバン3兄弟」ノア、ヴォクシー、エスクァイアを徹底分析します!
ノア・ヴォクシー・エスクァイアはMクラスミニバン
ノア・ヴォクシー・エスクァイアのTOYOTA3兄弟が属するMクラスミニバンは、5ナンバー車の中でもハイルーフで室内を広く取り、3列シートで大人数での乗車・大きな荷物の積載が可能なミニバンです。
1,500cc~2,000ccの排気量があるので、大きさがあってもパワーがありスムーズな走行をします。
室内空間には充分な広さを確保していますが、そこまで車体が大きすぎないので、運転の苦手な人や女性の方でも運転がしやすくなっています。
ミニバンのサイズに関してはこの記事も読んでみてくださいね。
※ノア・ヴォクシーには一部Lクラスもあります。
そんな大人気Mクラスミニバンの中でも話題のミニバン3兄弟、「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」。
TOYOTAがあらゆるシーンに使える大人気のMクラスミニバンを3拍子でお送りしています!
TOYOTAは車に快適さだけでなく、アウトドアや街乗りなどそれぞれのシーンに合った豊富なデザインを用意しています。この3車種を見れば、そんなTOYOTAの戦略が分かります。
ではTOYOYAミニバン3兄弟をそれぞれ分析してみましょう!
ノア
大人数乗車可能なミニバン「タウンエース」の後継として、「ノアなら叶う、夢がある」をキャッチフレーズに2001年、誕生しました。低床式、両サイドパワースライドドアの採用を先駆けて話題になりました。
名前の由来は英語で「優しい語感の人名」との事。優しく包み込まれそうなイメージですね。
兄弟車として「ヴォクシー」も同時に発売され、遅れて販売された「エスクァイア」と共に「TOYOTA3兄弟」として、主に子育て世代から人気を得ています。
モデルチェンジを経て現在は、「これからのスタイル」をキャッチフレーズに、3代目が活躍しています。
| ノア グレード一覧 | ||
| ５ナンバー | X | X HYBRID |
| G | G HYBRID | |
| 3ナンバー | Si | Si HYBRID |
| Si“W×B Ⅱ” | Si“W×B Ⅱ” HYBRID | |
| Si“GR SPORT” | ― | |
ノアを他の車種と比較した記事も参考にしてくださいね。
ノアで車中泊も出来ますよ!
ヴォクシー
2001年に「ノア」と同時に兄弟車として誕生しました。キャッチフレーズは「アイ アム ア ファーザー」。ノアが子育て世代の家族向けなのに対して、ヴォクシーはノアの性能はそのまま、ボディデザインをより先鋭でスタイリッシュなデザインにして、主に若者や男性にターゲットを置いて販売しています。
名前の由来は英語で「声」「箱」の造語との事。カッコイイお父さんたちの声が聞こえてきそうですね。
ノアとともに、現在では「父になっても自分のスタイルを貫きたい。カッコいいを諦めない。」をキャッチフレーズに3代目が活躍中です。
| ヴォクシー グレード一覧 | ||
| 5ナンバー | X | X HYBRID |
| V | V HYBRID | |
| 3ナンバー | ZS | ZS HYBRID |
| ZS“煌＜きらめき＞Ⅱ” | ― | |
ノアとヴォクシーを比較した記事も参考にしてくださいね。
ヴォクシーも車中泊可能です!
エスクァイア
ノア、ヴォクシーに少し遅れて、この2車種をベースに上質感・上級感・高級感を持たせることを目的に開発され、ノアとヴォクシー3代目が発売されると共に誕生しました。実は開発自体はノア・ヴォクシーと同時に進行していたそうです。
高級感を謳っているため、外装や内装はノアやヴォクシーよりも上質な物を使用していることから、価格帯はやや高めです。
名前の由来は中世ヨーロッパの騎士。エンブレムは騎士の盾と矛をモチーフにした模様になっていて、「Esq」の文字があしらわれています。
エスクァイアはサイズアップしたグレードがなく、5ナンバー車のみになります。
| エスクァイア グレード一覧 | |
| Xi | Xi HYBRID |
| Gi | Gi HYBRID |
| Gi“PremiumPackage” | HYBRID Gi“PremiumPackage” |
| Gi“PremiumPackage・Black-Tailored” | HYBRID Gi“PremiumPackage・Black-Tailored” |
高級ミニバンの比較ならこんな記事もどうぞ!
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの相違点
一番違うのは外観です。その他、サイズや価格にも差があります。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの外観
| ノア | ヴォクシー | エスクァイア | ||||
| フロント | X |  |
X |  |
Xi |  |
| G |  |
V |  |
Gi |  |
|
| Si |  |
ZS |  |
ー | ||
| TOYOTA NOA | TOYOTA VOXY | TOYOTA ESQUIRE | ||||
ノアとヴォクシーはスポーツタイプの「GR SPORT」もあります。
| ノア | ヴォクシー | エスクァイア | ||||
| サイド | X |  |
X |  |
Xi |  |
| G |  |
V |  |
Gi |  |
|
| Si |  |
ZS |  |
ー | ||
| TOYOTA NOA | TOYOTA VOXY | TOYOTA ESQUIRE | ||||
| ノア | ヴォクシー | エスクァイア | ||||
| バック | X |  |
X |  |
Xi |  |
| G |  |
V |  |
Gi |  |
|
| Si |  |
ZS |  |
ー | ||
| TOYOTA NOA | TOYOTA VOXY | TOYOTA ESQUIRE | ||||
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの色
基本は6色、それぞれだけの色が一色ずつあります。
| ノア | ヴォクシー | エスクァイア | |||
| 1 |  |
1 |  |
1 |  |
| 2 |  |
2 |  |
2 |  |
| 3 |  |
3 |  |
3 |  |
| 4 |  |
4 |  |
4 |  |
| 5 |  |
5 |  |
5 |  |
| 6 |  |
6 |  |
6 |  |
| 7 |  |
7 | ー | 7 | ー |
| 8 | ー | 8 |  |
8 | ー |
| 9 | ー | 9 | ー | 9 |  |
| TOYOTA NOA | TOYOTA VOXY | TOYOTA ESQUIRE | |||
| メーカーオプション(\33,000) | |||||
こうやって並べてみると、色が違うだけでずいぶん印象が変わりますね。あなただけのカラーを見つけてみましょう!
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの内装
内装の基本構造は一緒ですが、シートやインパネのカラーはそれぞれの個性を出しています。
ノアの内装
 |
 |
| エアロ専用ファブリック | |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
| TOYOYA NOA | |
ヴォクシーの内装
 |
 |
 |
 |
| TOYOTA VOXY | |
エスクァイアの内装
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
| TOYOTA ESQUIRE | |
外装と一緒で、基本構造は同じでも色が違うだけで印象が変わります。内装も外装の色に合わせてカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアのカスタマイズカー
主にレーシングカーに使用される、自動車の走行性・安全性を高めるコントロールパーツ。
それぞれを彩るカスタマイズカーはこちら!
ノア
ヴォクシー
エスクァイア
ノア・ヴォクシー・エスクァイアのサイズ
ノア、ヴォクシーにはMクラスミニバンの5ナンバーサイズとLクラスミニバンの3ナンバーサイズがあります。エスクァイアは5ナンバーサイズのみです。
内装はすべて同じサイズです。
| グレード | ナンバー | 外装サイズ | 内装サイズ |
| ノア(X,G)ヴォクシー(X,V)エスクァイア(all) | 5 | 4,695×1,695×1,825 | 2,930×1,540×1,400 |
| ノア(Si)ヴォクシー(ZS) | 3 | 4,710×1,735×1,825 | 2,930×1,540×1,400 |
| 表記:長×幅×高(mm) | |||
ノア・ヴォクシー・エスクァイアのタイヤサイズ
それぞれのグレードにあったタイヤサイズが決まっています。
基本的には4種類のタイヤサイズで対応しています。
| No. | ノア | ヴォクシー | エスクァイア | |
| 195/65R15 | 5 | X,G,HYBRID XorG | X,V,HYBRID XorV | 全グレード |
| 205/55R16 | ３ | HYBRID Si | HYBRID ZS | ‐ |
| 205/60R16 | ３ | Si | ZS | ‐ |
| 215/45R18 | ３ | Si “GR SPORT” | ZS “GR SPORT” | ‐ |
| ノア | ヴォクシー | エスクァイア | |
| 15インチスチールホイール(樹脂フルキャップ付) | X | X | – |
 TOYOTA |
|||
| 15インチアルミホイール | G,HYBRID XorG | V,HYBRID XorV | – |
 TOYOTA |
|||
| 16インチアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック) | Si | ZS | 全グレード |
 TOYOTA |
|||
| HYBRID Si ZS専用16インチ鍛造アルミホイール(BBS製) | HYBRID Si | HYBRID ZS | – |
 TOYOTA |
| NOA Si“GR SPORT” VOXY ZS“GR SPORT” | ||
| 215/45R18タイヤ(ブリヂストンPOTENZA RE050A)&7J専用アルミホイール(エンケイ製 ブラック塗装+切削光輝＆リム段差仕様)+専用センターオーナメント | ||
 |
||
| TOYOTA |
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの価格
例えば、同じサイズのグレードを比較するとこのような価格の差があります。
ガソリン車
| NOA G | 2,824,800円〜 |
| VOXY V | 2,824,800円〜 |
| ESQIRE Gi | 2,963,400円〜 |
ハイブリッド車
| NOA HYBRID G | 3,218,600円 |
| VOXY HYBRID V | 3,218,600円 |
| ESQIRE HYBRID Gi | 3,379,200円 |
因みにノア・ヴォクシーは3ナンバー車がありますが、エスクァイアには5ナンバー車のみになります。
3ナンバー車
| NOA Si , VOXY ZS | 2,813,800円〜 |
| NOA HYBRID Si , VOXY HYBRID ZS | 3,347,300円 |
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの共通点
実はこの3兄弟、エンジンや骨格の基本構造は同じです。
- 安全性能:パークアシスト機能
ノア・ヴォクシー・エスクァイアのエンジン
排気量や最大出力・最大トルクはガソリン車とハイブリッド車で変わりますが、ナンバーや車種での違いはありません。
| 排気量 | 最大出力 | 最大トルク | |
| ガソリン車 | 1986cc | 112kW［152PS］/6,100r.p.m. | 193N・m［19.7kgf・m］/3,800r.p.m |
| ハイブリッド車 | 1794㏄ | 73kW［99PS］/5,200r.p.m. | 142N・m［14.5kgf・m］/4,000r.p.m. |
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの走行性能
この3兄弟、仲良く走行性能も共通です。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの燃費
| ２WD | ４WD | |
| ガソリン車 | 16.0㎞/l | 14.8~15.0㎞/l |
| ハイブリッド車 | 23.8㎞/l | ― |
ミニバンの燃費に関してはこんな記事も読んでみてくださいね。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアのハイブリッドシステム
TOYOTAのハイブリッドシステムと言えば、元祖プリウスを皮切りに先陣を切って日本にハイブリッドシステムを広めた先駆車です。
電気モーターとエンジンをうまく使い分け、低速時はモーター、速度に乗ったらエンジンを活用し、減速時もエネルギーを蓄電して燃料を無駄遣いしないようにしています。また、深夜や早朝など大きなエンジン音を出したくないときは、「EVモード」でモーターのみで走行可能です。
その様子は、ハイブリッドシステムインジケーターで一目瞭然です。
現在ではモーターやバッテリーの軽量化・小型化を実現し、室内空間を広く取ることに成功しています。
ノア、ヴォクシー、エスクァイアの静寂性
ドアミラーの形を工夫して、走行時の風切音の軽減と、ドアに遮音材を使用して防音を徹底しています。
また、ハイブリッド車には高遮音性ガラスを採用しています。
ノア、ヴォクシー、エスクァイアのアイドリングストップ機能
信号待ち等の一時停止時は、ブレーキを踏むだけでアイドリングを自動的に停止します。ブレーキを離すだけで再始動して、素早い走り出し準備が可能です。アイドリングストップ時でもオーディオやナビ、エアコンの使用は可能です。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの走行安定性
高速道路などの走行時に安定した走行ができる工夫が沢山詰まっています。
サイドにフィンが付いていて、そこから発生した気流が渦を作って車体を左右から挟みこんでブレを防ぎます。
また、床下に風が流れ込まないような形状にして車体の安定を図っています。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの安全性能
ノア、ヴォクシー、エスクァイアは、政府が啓蒙している交通事故防止対策の一貫「セーフティ・サポートカー」にあたります。
セーフティ・サポートカーとは
政府は高齢運転者の交通事故防止対策の一環として、被害軽減（自動）ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載した車（安全運転サポート車）に「セーフティ・サポートカーＳ（サポカーＳ）」の愛称をつけ、被害軽減（自動）ブレーキを搭載した車「セーフティ・サポートカー（サポカー）」とともに、官民連携で普及啓発に取り組んでいます。
近年、75歳以上の高齢運転者による交通事故が増えています。原因として多いのが、不注意などでの誤操作によるものでした。
そんなちょっとした焦りや不注意で起こる事故を減らそうと、被害軽減ブレーキや加速抑制装置等の先進安全技術を搭載して、運転者の安全を支えてくれるのがセーフティサポートカーです。
ただ、あくまでも安全運転の支援なので、機能を過信しすぎず、安全運転を心がけるようにしましょう!
セーフティサポートカーについて詳しくはこちらのサイトをどうぞ↓
ノア・ヴォクシー・エスクァイアのインテリジェントパークアシスト機能
運転者は周囲の安全確認と速度調整をするだけで、車庫入れを自動で行ってくれる機能です。駐車枠を車が認識すると、車を自動でまっすぐ入るようにアシストします。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアのインテリジェントクリアランスソナー
低速運転時に静止物を認識して警告、自動ブレーキをかけてくれるシステムです。
ガラスもしっかり検知してくれるから、コンビニなどでの駐車も安心です。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアのTOYOTA safety sence
ノア、ヴォクシー、エスクァイアはTOYOTA独自の衝突回避機能を搭載しています。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの予防安全性能
ノア、ヴォクシー、エスクァイアはレーダークルーズコントロールであらゆる事故の予防を考えています。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの衝突安全性能
ノア、ヴォクシー、エスクァイアには、運転席と助手席だけでなく、2列目、3列目の安全を守るため、サイドカーテンエアバッグがついています。
シートにも工夫があり、衝撃で鞭打ちにならない様クッションが効いています。
また、車体は歩行者傷害軽減ボディ、衝撃吸収ボディ、衝突安全ボディで万が一の時も歩行者も運転者も乗っている人も守ってくれます。
セカンドシートにはチャイルドシート固定専用バーが付いていて、チャイルドシートの着脱もワンタッチでできます。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの販売店
以前はノアがカローラ店、ヴォクシーがネッツ店、エスクァイアがトヨタ店・トヨペット店と販売店が異なりましたが、現在は「トヨタモビリティ東京」で共通して販売されています(東京のみ)。
日本経済新聞でも取り上げられましたが、2020年5月には全店全車種併売化されるとの報道がありました!どこの店舗でも好きな車種が購入できるとはとても便利になりますね。
- カローラ店:プリウス・カローラフィールダー・ノア等 ミドルカー販売
- ネッツ店:ヴィッツ・アクア・ヴォクシー等 若者向けミドルカー販売
- トヨペット店:マークX・アルファード・エスクァイア等 準高級車販売
- トヨタ店:センチュリー・クラウン・エスティマ等 高級車販売
まとめ
- TOYOTA3兄弟のノア、ヴォクシー、エスクァイアはMクラスミニバン
- ノア、ヴォクシーは3ナンバーのLクラスミニバンもある
- エスクァイアは5ナンバーのみ
- ノア、ヴォクシー、エスクァイアの相違点は外観、内装、サイズ、価格
- ノア、ヴォクシー、エスクァイアの共通点はエンジン、走行性能、安全性
いかがでしたか？それぞれの個性を生かしつつ、先進技術を搭載した3兄弟を見ると、幅広いニーズに全力で答えるTOYOTAの柔軟な姿勢が垣間見えますね。
そんな大人気のノア、ヴォクシー、エスクァイア3兄弟も2020年春には統合するという噂も!?ちょっと寂しい気もしますが、新しく生まれ変わった3兄弟を見るのも一興です!
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