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皆さん、こんにちは。
今回は男性であれば一度は憧れを抱いた事があるであろうヴェルファイア20系についてです。前期から始まり後期、更には燃費の事までお話ししていこうと思います。草食系や肉食系ではありません。20系です。
車に詳しくないけど購入を検討している方の中には、色々なサイトを見ていると呪文のような文字の羅列に嫌気がさしてしまうことってあるんじゃないでしょうか?少しでも分かりやすく、でもちょっとだけ専門的にご紹介していきます。
【ヴェルファイア20系】30系との違いとは?
ヴェルファイアについてカタログを見たり、ネット内を調べていると、何とも聞きなれない言葉が目に止まりました。
20系と30系です。
何でもこの車種、ヴェルファイアには20系と30系という2種類があるようです。(2019年現在)
ヴェルファイアは、TOYOTAでもともと取り扱いのあったアルファードの事実上の後継者にあたります。
上品さや洗練さを謳うアルファードに対し、ヴェルファイアは力強さや先進性をコンセプトに2008年5月12日に販売が開始されました。
新型と旧型で呼び分けてしまえば良いように感じるかもしれませんが、そうしてしまうと今後更に新型が出てきてしまった場合に、呼び名に困らなくする為の措置でもあるといえます。
新型の次に新新型、更にその後は新新新型・・・。なんてなったら大変呼びづらいですもんね。
【ヴェルファイア20系】前期と後期の違いとは?
ヴェルファイアの型式についてはお分かり頂けたと思うので、ここでは更に細かく20系の前期と後期の違いを掘り下げていきましょう。
【20系前期】
2008年(平成20年)5月~2011年(平成23年)9月
【20系後期】
2011年(平成23年)9月~2015年(平成27年)1月
マイナーチェンジを発表した2011年9月を境に前期・後期の区別をするようです。
マイナーチェンジ前を前期、マイナーチェンジ後を後期と言う訳ですね。
前期発表後、顧客の要望やニーズ、反応や希望を盛り込みながら装備を充実させた後に完成したものが後期のそれにあたるわけです。
マイナーチェンジに関してもっと詳しく知りたい方にはこんな記事もオススメです。
【ヴェルファイア20系】グレードの種類は?
ヴェルファイアのグレードは大きく分けてX、V、Zの3つのグレードがあります。
与太話はおいておきまして。
ヴェルファイアのグレードは
シンプル | 高級仕様 | エアロ仕様 | |
ガソリン車 | X | V | Z |
ハイブリッド車 | X | V | ZR |
Vに更に装備を充実させたものがV”Lエディション”
Zに更に装備を充実させたものがZ”Gエディション”
エアロ仕様のZのみハイブリッド車になると”ZR”になります。
また、ハイブリッド車に関しては後期型のみになっているので覚えておくと見分けるポイントの1つになりますね。
グレード別の価格について
車を購入するうえで避けては通れない懐事情。
グレード別にどの程度違うのかをみていきましょう。
20系前期
3.5Z”G EDITION” | 3,960,000円~4,370,000円 |
3.5Z/2.4Z | 3,300,000円~3,930,000円 |
3.5V “L EDITION” | 4,500,000円~4,690,000円 |
3.5L/2.4L | 3,560,000円~4,169,000円 |
3.5X/2.4X | 3,000,000円~3,380,000円 |
20系後期
Z”G EDITION” | 3,990,000円~4,600,000円 |
Z | 3,445,000円~4,070,000円 |
V”L EDITION” | 4,750,000円~5,223,000円 |
V | 3,744,000円~4,340,000円 |
X | 3,085,000円~3,280,000円 |
HYBRID ZR | 4,680,000円~6,120,000円 |
HYBRID V | 4,525,000円~5,965,000円 |
価格を見ると何だか気が引けてしまいますが、あくまでも新車で購入した場合の目安なので、中古車も視野にいれていれば話は変わってきます。
私の知人にも新車でなく中古車でヴェルファイアを購入した方がいます。
中古車情報ですが、参考にぜひこちらもご覧になってみてくださいね。
【ヴェルファイア20系】前期と後期の違い①外装
待望のマイナーチェンジを加えた事で、ヴェルファイアは何がどう変わったのでしょうか??
実は20系のマイナーチェンジでの変更点はほぼ【見た目】つまりは【外装】という事になるんです。
フロント周り、リアガーニッシュを変更。リアコンビネーションランプは大きな変更はないが、バックランプが横に長くなる等デザインを変更し、より力強い外観とするとともに、内装ではスピードメーターのデザインやシート表皮、木目調色を変更したことで高級感も演出した。
こうして見比べてみると何となく違うような気がするけれど、じゃあ一体何が??と、聞かれると迷ってしまいますよね。
ポイントはフロントのグリル部分です。
ではもう少し寄って見てみましょう。
そうなんです。ぱっと見たところで違和感を感じるのは、フロントの”グリル”と言われる部分になるんですね。
20系に限らずその後に出てきた30系でもこの変化をTOYOTAは採用していますので、前からヴェルファイアが走ってきたと思ったらまずはフロントのグリル部分に要注目ですね。
次は後方、リアの方からも見ていきましょう。
先程のフロントからの見分け方を参考にしてもらえると分かりやすいのですが、ナンバープレートの上下ににある”ポール”の長さが違います。
また、後期はハイブリッド車が登場していますが、ガソリン車とハイブリッド車ではTOYOTAのエンブレムも違う事が分かります。
見た目の違いに次いでカラーの変更点も見ていきましょう。
【ヴェルファイア20系】前期と後期の違い②カラーの違い
車選びをするならヴィジュアルはもちろん、ボディカラーにもこだわりたいですよね。
20系前期から後期への切り替えでカラーにも変更点があったようです。
前期型のカラーバリエーションですが、左側が前期“Z”、右側が“V・X”になっております。
こちらは後期型です。上が“Z”で下が“V・X”。
前期・後期共にホワイトパールクリスタルシャイン・ブラック・ボルドーマイカメタリックは定番色としながらグレード事に2~3色のカラーが盛り込まれています。
前期ではベージュメタリックがありましたが、後期ではダークバイオレットマイカメタリックとライトブルーメタリックに変更されています。
因みにこれは余談ではありますが、ヴェルファイアの人気のボディカラー順位は
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- ブラック系
になるようです。やっぱりホワイトやブラックなどのカラーは人気があるようです。
ヴェルファイアのカラーについてはこちらの記事がオススメです。
【ヴェルファイア20系】前期と後期の違い③内装
何はともあれ比較画像を見ていきましょう。
どうでしょうか??これはまた何とも難しい間違い探しになってしまったでしょうか??
目につくところで言えば前期はポイントカラーを赤に、後期は木目調にしている部分でしょうか。
好みや価値観によるところではありますが、木目調にする事でより高級感が増したように感じます。
同じグレードでもここまで印象が変わるんですね。前期にしても後期にしてもヴェルファイアのコンセプトでもある力強さが内装からも伝わってきます。
シートアレンジも豊富でフルフラットにして寝転がる事も、もちろん出来ます。
寝転がっていける車中泊に関する記事はこちらがオススメです。
【ヴェルファイア20系】人気グレード”Z”の魅力!
大まかなグレードについては前述した通りですが、その中でも圧倒的な人気を誇るのが”エアロタイプ”と言われる“Z”系エディションです。
両者とも後期のハイブリッド車です。
同じ後期なのに前期よりも違うなと感じませんか??色の違いも、もちろんありますが下の画像”ZR”は更に強そうな印象を。
逆に”X”は力強さの中に優しさを兼ね備えたような、いわゆるファミリー向けの印象をうけました。
フロントスポイラーと呼ばれる部分ですね。
ボディカラーの部分でも触れましたが、”Z”系に暗めのカラーが追加されていたのは若年層もターゲットにしながらよりエアロタイプの良さを出していこうと考えての事だったのかもしれません。
〇〇に特化!というのは強みになりますもんね。
【ヴェルファイア20系】ガソリン車とハイブリット車の燃費を比較
今度は燃費の比較をしていきましょう。
20系前期ガソリン車 | 9.1km/L~11.6km/L |
20系後期ガソリン車 | 9.2km/L~11.6km/L |
20系後期ハイブリッド車 | 16.2km/L~17.0km/L |
ガソリン車に関して言えば、そこまでの差はありませんでした。
しかし後期になるとハイブリッド車の登場により燃費の向上が見て分かります。
ヴェルファイアの燃料タンクは65Lですので、ガソリン車ですと走行距離およそ591km~754kmに
ハイブリッド車であれば約1053km~1105km走れる計算になります。
単純計算ですので多少の誤差があるにせよ、その差なんと最大514kmとなりました。
この距離ですと、東京から京都・大阪・盛岡・秋田がそれに各当しますので片道料金が補えると考えればこの差は大きいのではないでしょうか。
よく遠出をするという方はこの辺りも視野に入れて検討してみてはいかがでしょう?
【ヴェルファイア20系】と【ヴェルファイア30系】
それでは、ここからは現行モデルである30系の安全性能と燃費についてみていきましょう。
【VELL FIRE or not】のキャッチコピーで登場した新型30系ヴェルファイアですが、その名に恥じない外装はもちろんの事、安全性にも更に充実の装備を携えて2015年1月から販売が開始されました。
安全性能の進化【 Toyota Safety Sense 】
- ハンドル操作サポート※TOYOTAブランド初
- 自動(被害軽減)ブレーキ※TOYOTAブランド初
- 追従ドライブ支援機能
- 自動ハイビーム
- 標識読み取りディスプレイ※TOYOTAブランド初
ヴェルファイアの安全性や走りやすさについての動画はこちらがオススメです。
時間にして30分弱ですが楽し気にヴェルファイアについて語って、走行していますのでリアルな声として、見ているこちらも『ヴェルファイアって凄い!!』と、改めて思えました。
20系から30系への移行で燃費にも変化が
先程、20系の燃費についてお伝えした表と比較しながら30系の燃費を見ていきましょう。
20系前期ガソリン車 | 9.1km/L~11.6km/L |
20系後期ガソリン車 | 9.2km/L~11.6km/L |
20系後期ハイブリッド車 | 16.2km/L~17.0km/L |
30系ガソリン車 | 9.1km/L~12.8km/L |
30系ハイブリッド車 | 18.4km/L~19.4km/L |
ガソリン車ですと最大で1.2km/Lの違いが、ハイブリッド車になると、なんとガソリン車の2倍の2.4km/Lの違いが出てくるようです。
この事を踏まえると、満タンに給油した場合ガソリン車で78kmが。
そしてハイブリッド車になると156kmの差が出る事が分かりました。
まとめ
- ヴェルファイアには型式と年式別に20系・30系という名称がある
- 前期・後期共に変更点はあるものの購入者の好みで選べる
- グレードも豊富なのでライフスタイルに合わせて検討可能
- カスタム性を重視した購入者の遊び心をくすぐる仕様である
- 30系への移行で安全性能が更に充実した仕上がりになっている
- ガソリン車での燃費に差は無いが、対ハイブリッドになるとその差は約2倍の違いになる
見る人を圧倒し、街中で見かければ目で追ってしまうような存在のヴェルファイア。
購入は難しくても違いが分かるだけで周りからも一目おかれる存在になれるかもしれません。
カスタム性・ヴィジュアル・利便性、あなたにとっての好みや必要なものを分析しながら選んでいける点を考えると20系という選択肢も有りです。
お気に入りのヴェルファイアを見つけてステキなカーライフを送って下さい。
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