こんにちは。最近セミリタイヤしてキャンピングカーを購入したいしんじです。
壮大な自然の中で車中泊できたり、本格的なキャンプができたりと、1台あれば夢が大きく広がるのが大型キャンピングカーです。しかし、普通車と比べて規格や保有の方法が違うイメージも強いですね。
今回はそのあまり知られていない、大型キャンピングカーのあれこれについてまとめてみました。
大型キャンピングカーだからできること
大型のキャンピングカーは夢がありますよね。海外ドラマなどにもよく出てくるので、誰しも一度は憧れたことがあると思います。
しかし、日本ではあまり馴染みがなく、特に必要がないと思っている人の方が多いのではないでしょうか。
これは大きな間違いです!
キャンピングカーはホテル並みに優雅に過ごせる上に、旅行の自由度がグッと上がるので、今までの旅行を倍以上楽しむことが出来るのです。
それでは「大型キャンピングカーだから」できることをご紹介していきます。
【大型キャンピングカーだから出来ること①】大人数で楽しめる
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大型キャンピングカーの一番のメリットは、何と言っても「広い」ことです。
一般車で車中泊をした場合、ゆったりと就寝できる人数はおよそ2〜3名が最大ですよね。しかし、大型キャンピングカーの場合は4〜6人眠ることができるんです。
ベッドの大きさをみていただくと、どのベッドタイプも長さは180cm以上あり、背の高い男性でも足を伸ばして眠ることができそうですね。
【大型キャンピングカーだから出来ること②】旅行の自由が広がる
一般車で車中泊する場合、トイレやお風呂などが付いている施設の近くでないと厳しいですよね。
ですが、キャンピングカーの場合は、水周りや電化製品の設備が付いているので、どこでも宿泊することができます。
また、愛犬とゆっくりと旅行をするために、大型キャンピングカーを購入する方も増えています。
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最近は愛犬と泊まれるホテルもありますが、大型犬はNGだったり、1匹までの縛りがあったり…。もし泊まれても他の人に気を配ることは多いと思います。
ですが、大型キャンピングカーの場合は他人に気を配らず、何匹でも一緒に旅行することができます。場所やホテルの規則に縛られたくない、という方はキャンピングカー1択でしょう。
【大型キャンピングカーだから出来ること③】プチ別荘として楽しめる
豪華な内装に充実した電化製品、寝心地のいいベッドがあれば自宅のように、もしくはそれ以上に快適に過ごすことができます。
そんな快適なキャンピングカーで大自然を満喫しながらコーヒーを飲んだり、釣りたての魚をその場でさばいて家族で食事を楽しんだりできるんです。
まさに、プチ別荘としてどこでも使うことができるんですね。
参考として実際にプチ別荘で贅沢な旅をしている方をみてみましょう。
富士山をみながらキャンプできるのも、キャンピングカーならではのメリットですよね。次はどこに行こう!と選択肢が増えるのも贅沢な悩みです。
流星群が見れるなんて素敵ですね。流星群をみながら眠ることができれば一生の思い出として残りそうです。
大型キャンピングカーの車内設備
そもそもキャンピングカーの中ってどんな設備があるのかご存知ですか?
それぞれ車種によって標準装備は異なりますが、みなさんが想像される以上に充実していてびっくりすると思います。様々な電化製品が備え付けられるのも、燃料をたくさん積めるのも大型キャンピングカーの特徴です。
では、”大型”だからできる快適ライフを想像しながら、車内設備を確認していきましょう!
【大型キャンピングカーの車内設備①】リビングルーム
まず、今回車内設備をピックアップしたキャンピングカーは、株式会社東和モータース販売で購入できる、キャブコンタイプの”ヴォーンEXCLUSIVE”です。
キャンピングカー専用車のトヨタのカムロードをベースとして作られているので、代表的な大型キャンピングカーとしてピックアップさせて頂きました。
カムロードとは
トヨタ・ダイナ(トヨエース)をベースにキャンピングカーのベース専用として開発されたのがカムロードです。
カムロード(CAMROAD)は、Camper(キャンパー)とRoadability(走行性能)から作られた造語です。
VANTECH株式会社 HP
本題に戻り、まずはじめに紹介するのはリビングルームです。
正面に見える白いテーブルは、補助マットも展開することで最大6名まで使用することができます。またその上には荷物を置けるキャビネットも付いています。
【大型キャンピングカーの車内設備②】キッチンスペース
続いて紹介するのが、キッチンスペースです。
水が使えるシンクと2口コンロ、また小さな冷蔵庫と換気扇まで付いているので、家とほとんど変わらない設備です。
【大型キャンピングカーの車内設備③】家庭用エアコン
そしてもう1つご紹介したい電化製品がこちら、家庭用のエアコンです。家庭用エアコンが付いていたら、部屋そのものです。暑苦しくて眠れない夜や、寒い夜も快適に過ごせそうです。
【大型キャンピングカーの車内設備④】マルチルーム
最後にご紹介したいのが、マルチルームです。ヴォーンには付いていないので、今回はヴォーンと販売元が同じ、株式会社東和モータース販売で購入できる、グローブバスGTの設備からピックアップしました。
シャワーやトイレなどのマルチルームが付いていると、旅行の自由度が断然違います。車中泊する時は基本的にトイレがある場所を探さなくてはなりませんが、その手間もありません。
また、シャワーも女性や汗をかく子供にとって必須の設備なので、家族や恋人とアウトドアを楽しみたい!という方にはマストのアイテムとなるでしょう。
トイレが取り付けられないタイプのキャンピングカーもありますが、その場合は簡易用トイレを持っていくのもいいですね。
【大型キャンピングカーの車内設備:番外】サブバッテリー
大型キャンピングカーの場合は多くの電力が使えるよう、メインバッテリーとサブバッテリーの2台付いていることが多く、電化製品で使用する電力をサブバッテリーがしっかり補ってくれます。
電化製品や照明の電力はサブバッテリーから供給されますが、同時に沢山の電力を使い過ぎたり、長時間使用するとバッテリー切れを起こしてしまいます。
それを防ぐためのバッテリー充電方法には大きく分けて2種類あります。
- 外部充電装置 – 外部の機器を使用し充電
- 走行充電装置 – 走行中にメインとサブバッテリーを交互接続し充電
(※車種によっては外部充電装置が付いていないものもあります。)
長期滞在の場合は、サブバッテリーのみだと力不足を感じる事も多く、ソーラパネルでの外部充電や発電機をオプションとしてつける人も多いようです。
キャンピングカーのバッテリーならこちらの記事もどうぞ。
Evolutionシステムとは
キャンピングカーを専門に取り扱っている株式会社ナッツが開発した超高速充電システムです。
今までできなかったアイドリング中の充電や短時間でのサブバッテリーへの充電が可能になり、更に4〜5時間しか使えなかった家庭用エアコンも連続使用が可能となりました。
名前通り、革命的なシステムですね!
ナッツで取り扱っている車だけではなく、今回取り上げた東和モータースのヴォーンEXCLUSIVEもシステム搭載車です。もちろん全ての車種に搭載されている訳ではないので、購入前にチェックしてみてください。
Evolutionシステムの詳細は、こちらの動画でも説明しています。
Evolutionシステムの詳細をもっと知りたい方は下記のサイトをご覧ください。
大型キャンピングカーの種類
キャンピングカーと一言にいっても、実は様々な種類があります。
購入を検討している方には、それぞれの特徴やメリットをよく知った上で、展示会やレンタルで試乗するのがベストです。
それでは見ていきましょう。
【大型キャンピングカーの種類①】キャンピングトレーラー
トレーラータイプのキャンピングカー。
エンジンが付いてないトレーラ部分を住居空間としてカスタマイズできます。エンジンが付いていない分、自由度が高いことが特徴です。車と切り離すこともできるので、ちょっとした買い足しの時には車のみでドライブも可能です。
また、けん引免許の必要性が心配されますが、750kg以下の場合はけん引免許がなくても普通免許のみでトレーラーを引くことが可能です!
小回りがよく効くので、初心者に人気です。普段は切り離して、”はなれ”として使用することもできそうですね。
【大型キャンピングカーの種類②】バスコン
名前の通り、マイクロバスをベースに作られたキャンピングカー。見た目はバスそのものです。
普通免許で運転出ることからも人気が集まっています。※こちらの準中型普通免許も参照してください。
マイクロバスは狭い住宅街も走れるような設計をされていることが多く、意外と小回りが効いて運転しやすく、こちらもビギナーさんにおすすめです。
【大型キャンピングカーの種類③】キャブコン
トラックやワンボックスカー、またSUVなどのキャブ付きキャッシー(部屋部分)をベースとしたモデルです。写真はトヨタカムロードベースの「ヴォーンEXCLUSIVE」ですが、就寝人数は6名と大人数でも楽しめるのがポイント!
長時間電力を使用できるよう、サブバッテリーの発電量がアップしてあり、燃料タンクも長距離ドライブを想定したビックサイズに変更してあります。ゆっくりと長期旅行をしたいという方におすすめです。
キャブコンならこっちの記事もおすすめです。
【大型キャンピングカーの種類④】セミコンバージョン
バスの運転者席を含むシャシー(骨組み)を使用し、運転席の後頭部に部屋をドーンと構築したキャンピングカーです。内装は豪華にしたい、こだわりたい!という方はおすすめです。
こちらも内装は広々としており、4名まで就寝可能です。複数の大型犬と旅行をしたい、という方にも人気のようですね。車内が広いので、大型犬もストレスなく乗ることができそうです。
【大型キャンピングカーの種類⑤】フルコンバージョン
こちらはエンジン・運転席をキャッシー(部屋部分)と全て繋げてあるキャンピングカーです。つなぎ目がなく美しいボディですね!
全長も5m越えのものが多く、大型キャンピングカーの大道と言えるでしょう。特徴はホテル並みに豪華な内装が多く、トイレやシャワーなどの水周りも整っていることです。
これが車内だなんて信じられませんよね。価格はそれなりにしますが、セカンドライフを思い行きり楽しみたい方には一番おすすめです。
キャンピングカーの種類についてまとめた記事もよかったら参考にしてみてくださいね。
準中型自動車免許
準中型免許とは
平成29年3月12日より、新しく「準中型免許」が新設されました。車両総重量3.5トン以上7.5トン未満等の自動車が対象となります。
現在普通免許を取得されている方には必要ありませんが、今後免許をとる方には必要となります。
大型キャンピングカーを買うならどこがおすすめ?
キャンピングカーを購入する上で、おすすめのビルダーを紹介します。
安全性・機能性・サービス面やアフターフォローをきっちり行ってくれる、大手のメーカーを紹介します。初心者の方から、何年も乗ってきたキャンピングカーをそろそろ乗り換えたいという方にもおすすめです。
【キャンピングカーの購入はここがおすすめ①】バンテック
キャブコンのシェアでトップを誇るバンテック。
人気の秘密はユーザー目線で考えられた走りやすさや安全性、機能性を付け加えられたキャブコンが揃っていることです。
取り扱い車種にはキャンピングカーでよく起こるバッテリー上がりを防ぐため、スイッチ消し忘れ防止の仕組みや、バッテリーの使用量を確認できるモニターなどが搭載されています。
さらに、万が一バッテリーが上がってもサブバッテリーから充電できるエマージェンシースイッチも装備されていたり、安心して旅行を楽しめるように考えられた設計となっています。
エンジン停止中でも部屋を温めてくれるFFヒータも標準装備となっているので、お子さんや奥さんと安心して楽しむことができそうですね。
全国に販売店があるので、キャブコンを検討中の方はチェックしてみてください。
【キャンピングカーの購入はここがおすすめ②】東和モータス
東和モータスは豪華な輸入キャンピングカーから軽自動車のキャンピングカー、そして部品やパーツまで幅広く取り扱っています。また、キャンピングカーのレンタルもできるので、購入前に試乗する事もできますね。
販売店舗は関東がメインとなっており、そこで関東在住のユーザーに嬉しいのがキャンピングカー専用駐車場のサービスです。
キャンピングカーが置ける広い庭がある家庭は問題ありませんが、関東圏ではなかなか厳しいため、痒いところに手が届いたサービスと言えますね。
さらに、出発前の点検や汚物処理のできるダンプステーションも無料で使用できるそうです。気になる方は最寄りの店舗に足を運んでみてください。
【キャンピングカーの購入はここがおすすめ③】ナッツ
国内唯一の自社工場を持ち、軽キャンピングカーから大型サイズまで幅広く取り扱っています。
ナッツの強みは独自の開発力で、特許を申請中のEvolutionシステムや、軽くて丈夫なアルミニウムボティを国内で先駆けて実用化に成功した実績もあるようです。シート生地や、カーテン、家具の色など無料のセミオーダーシステムもあり、こだわりの強い人におすすめです。
ナッツは全国に7拠点あるので、旅行中にトラブルがあっても安心できます。
【キャンピングカーの購入はここがおすすめ④】日本RV協会
3つの会社を紹介しましたが、住んでいる近くに販売店舗がない方は日本RV協会の加盟店を調べてみましょう。
日本RV協会は紹介した3社を含める、キャンピングカービルダーやディーラーで結成されている業界団体です。イベントの開催やキャンピングカーの開発も手がけています。
こちらから加盟店のお店を探すことができます。
新車と中古車について
大型キャンピングカーは長年の夢だったから、絶対新車がいい!と思っている方は多いはずです。
ですが、意外と中古車のメリットもあります。まず一番に思いつくのが、価格の安さでイニシャルコストが安くなると、奥さんへの説得もスムーズですよね。
中古でも道のりが遠そうでした…。
しかし、中古車のメリットはそれだけではありません。新車の場合はオプションにもよりますが、納期が1ヶ月〜半年ほどかかってしまいます。遅くとも冬に購入手続きを完了しておかないと、夏から秋のキャンプやBBQには間に合いませんね。
そこで、既にオプションの付いている中古車の登場です。
基本的なオプションをつけたまま、1ヶ月以内で納品できるケースも少なくないそうなので、購入後はすぐに遊びたい!という方におすすめです。
大型キャンピングカーの車検と保険
大型キャンピンカーならではの車検や保険、その他キャンピングカーを保有するにあたり、必要なアイテムをまとめました。
【大型キャンピングカー】車検
キャンピングカーの車検費用は大きく2つに分けられます。
1つ目が法定費用の税金や印紙代などですが、キャンピングカーの場合はナンバーによって費用が異なってきます。
8ナンバーの定義はこちらの通りで大型のキャンピングカーの場合は8ナンバーが多そうですね。
8ナンバーの定義(キャンピングカー車)一部抜粋
- 乗車定員の3分の1以上(大人2名以上)の 大人用就寝設備を有すること。
- 就寝設備は、乗車装置の座席と兼用でないこと。
- 10リットル以上の水道設備及び炊事設備 を有すること。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
国土交通省 特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件
そして2つ目は、整備費や代行手数料などで、こちらは依頼するディーラーなどによって変わります。少しでも安くしたいという方には「ユーザー車検」がおすすめです。
車検をユーザー自身が受検することを、ユーザー車検と言います。予約を行えば、全国どこの運輸支局でもユーザー車検を受けることが可能です。
車検と車の手続き案内センター
時間短縮・費用節約できるなんて素晴らしいですね。しかし、平日しか受けられないため、平日に時間を取るのが難しい方や、めんどくさいと言う方にはディーラー車検をおすすめします。
【大型キャンピングカー】保険
キャンピングカーの場合、少しぶつかった場合でも、家具や電化製品の修理などで100万円近くかかるケースが多いです。初心者の方は慣れない運転で不安も多いと思うので、保険はサポートの手厚いところにしたいですよね。
しかし、保険の比較サイトなどでキャンピングカーの保険を調べることはできません。また、8ナンバーのキャンピングカーは対応できない保険会社もあるため、調べるのは大変です。
そこでおすすめしたいのが、キャンピングカー専用の保険会社シェアアクティブ。
バンコンやキャブコン、トレーラーなど種類別で見積もりを出せるうえに、車検証を紛失してしまったり、型番不明の場合でも見積もりを出せるそうです。
また、ロードサービスもあるので、バッテリー上がりやタイヤのパンク時にも頼りになりそうですね。
いつも使っている保険会社がある方は、そちらに問い合わせしてみてもいいと思います。しかし、どこがいいのか分からないという方にはまず、シェアアクティブをおすすめします。
【大型キャンピングカー】大型車専用カーナビ
意外と盲点となるのがカーナビです。
大型キャンピングカーの場合、車高が高いため通常のカーナビだと通れない道などを案内されて立ち往生してしまうケースがあります。
トラックなどの大型車を指定できるタイプや、通常装備として付いているキャンパーもあるので、購入前にチェックしましょう。
また、一部無料で使用できるトラック専用のアプリもあります。
あの有名な「ナビタイム」のトラック専用版で、登録した車両が泊まれる休憩スポットの表示や、大型車が通行できない道を教えてくれる機能も付いているようです。
たまにしか使わないのでわざわざカーナビを買うのは…という方はぜひお試しください。
トラックカーナビ by ナビタイム
NAVITIME JAPAN CO.,LTD.無料posted withアプリーチ
大型キャンピングカーのレンタル
実はキャンピングカーはレンタルすることが出来ます。年に数回しか旅行をしない人や、試しに乗ってみたいという方はこちらの方がいいですね。
キャンピングカーは維持費や駐車場所の手配も大変です。しかし、レンタルの場合は使いたい時のみ利用して、あとは返却できるため、維持費がかかりません。
また、購入を検討中の人が乗り心地やどんな車種にするか検討するのにもおすすめです。
欲しいと思っている大型キャンピングカーの実際の大きさや、運転のしやすさ、そして乗り心地などをじっくり試してみましょう。
こちらのサイトでは全国どこでもレンタルができます。
興味のある方はぜひご覧ください。
キャンピングカーのレンタルを考えている方には、次の記事もおすすめです。
大型キャンピングカーのルールや注意点について
大型キャンピングカーには独特のルールや注意点があります。一般車より車体の大きいキャンピングカーは、”ちょっとだけ”の路上停車だけでも事故の原因となります。楽しく旅を続けるためにも、あらかじめルールはきっちりと把握しておきましょう。
【大型キャンピングカーの注意点①】走行中のルール
小さい子供と行くと、運転中にベッドで寝かしつけようと思う方も少なくないはずです。しかし、キャンピングカーでは走行中にベッドでの就寝は禁止されています。
また、普通の車と同様でシートベルトの着用も義務化されているため、シートベルトを外して横になるのも禁止とされています。
注意
トレーラータイプのキャンピングカーの場合、走行中にトレーラの中に人を乗車させることは禁止されています。
走行中はトレーラーの中に入れないことを頭に入れ、必要なものは座席シートに置いておくようにしましょう。
もちろんチャイルドーシートの着用も普通の車と同じように義務化されています。しかし、一般の車とつくりが違うことがあるので、取り付け可能かどうかは車種によって異なります。小さいお子さんがいる場合は、購入前にディーラーや販売員に確認しましょう。
【大型キャンピングカーの注意点②】マナー
一般車と比べて注意したい点が、「車体の大きさ」と「騒音」です。
普通の車と比べて車体がかなり大きいので、一時停車や駐車場所には注意しましょう。他の車が通れるか、駐車する場合は隣の車がちゃんと出れるか(停まれるか)注意する必要があります。
また、発電機を使用する際のモーター音、屋台のかき氷屋さんなどから出ている大きな音を聞いたことがあると思いますが、夜中に使用されたらたまったもんじゃないですよね。昼間でも近隣の住民からクレームが出ることもあるので、気を配りながら使用しましょう。
その他にも、下記のような項目は原則NG行為とされています。停車施設によっても規則がありますので、使用前にチェックしましょう。
大型キャンピングカーのNG行為
- 長期滞在やキャンプは、事前にしてもいい場所か確認する
- 公共の電源から電気を使用しない
- ゴミの不当廃棄、トイレ処理
- アイドリングや発電による周囲への騒音に注意する
旅先でトラブルなんて絶対に嫌ですよね。事前に規則を把握して、気持ち良い旅にしましょう!
【大型キャンピングカーの注意点③】車中泊する場所
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サービスエリアやキャンプ場が主な車中泊スポットとして知られているかと思いますが、最近ではマナー違反によって車中泊を禁止をしているエリアも増えてきています。特に大型車となると旅行先で泊まれる場所を探すのは至難の技です。
そこでおすすめしたいのが、RVパークです。
サイトからエリア別でキャンピングカーの停車場所を調べることができます。車のタイプ別で検索もできるため、大型でも簡単に見つけられますね。
また、キャンピングカー協会JRVAが運営・管理をしているので、安心して利用できそうです。24時間利用可能なトイレ・ゴミ収集所・電源・温泉などを利用できる施設もあるので、長期滞在でも使用できそうですね。
こんなに素敵なレストランや温泉もあるので、ぜひチェックしてみてくだい。
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まとめ
- 大型キャンピングカーは旅行の楽しさ・自由さをグッと上げてくれるスーパーカーです。
- 大型キャンピングカーにはリビングルームや収納スペース、そして多様の電化製品やシャワーも付いており、とても快適に過ごせます。
- キャンピングカーは種類によって特徴や価格が変わります。購入後のライフスタイルに合ったタイプを選択しましょう。
- キャブコンならバンテック、関東圏なら東和モータス、カスタム性が広いのがナッツ。その他にもRV協会加盟店から最寄りの販売店舗が検索できます。
- 車検や保険などあらかじめ知っておくとお得な情報がたくさんあります。購入する前にチェックしておきましょう。
- マナーを守り、気持ちよく旅を楽しみましょう。車体が大きいキャンピングカーならではのトラブルも多いので注意しましょう。
大型キャンピングカーがあれば、家族旅行も恋人とのキャンプも愛犬との旅も大幅に楽しめること間違いなしです。
レンタルや中古などハードルの低いところから、チェレンジしてみてもいいと思います。ぜひ一度、大型キャンピングカーにトライしてみてはいかがでしょうか。