こんにちは、あやです。みなさん車中泊って経験したことありますか?目的地に早い時間に行くことができたり、宿泊代が抑えられたり…。アウトドアするのに車中泊は便利でいいですよね。
そこで今回は、車中泊にぴったりのスズキエブリイワゴンをご紹介します。車中泊にエブリイワゴンがオススメの理由と、車中泊にオススメのグッズや注意点などをまとめてみました。
エブリイは車中泊するのに最適
車中泊するのに、どんな車が合うのか気になりますよね。アウトドア用の車はたくさんあるけど、どれがいいのかわからない…という方は少なくないと思います。
でも車中泊に適した車ってご存知ですか?
- 荷物が多くて入りきらなかった
- 寝心地が悪くて腰を痛めた
便利な車中泊ですが、一歩間違えると旅行を楽しめるどころか中断することになる可能性も…。
そこでオススメしたいのが、スズキのエブリイワゴン。
え?エブリイワゴンって少しちっちゃくない?
本当にあれで車中泊できるの?
そう思う方も多いと思いますが、実は車中泊するのにとても理想的な車なんです!車中泊の初心者から、こだわりたい経験者まで、じっくり楽しむことができます。
車中泊にオススメの理由が、こちら。
車中泊にオススメできる理由
- フルフラット
- 車内の広さ・高さ
- カスタマイズ性
正直、この3つがあてはまらないと車中泊を快適に過ごすのは厳しいかもしれません。
それほど、車中泊する上でこのポイントは重要になります。では、それぞれの理由について詳しく解説していきます。
エブリイワゴンはフルフラットにできる
車中泊するうえで寝心地の良さはとても重要です。
リクライニングで寝ることも出来ますが、長時間の睡眠となるとフルフラットでないと深い睡眠は取れません。
特に車中泊すると体が無意識に緊張していることが多く、普段より疲れやすい状態になっています。そのため、車中泊での睡眠は特に気を使う必要があります。
朝起きたら首や腰が痛くて、翌日のアウトドアや運転が出来ない!
…と言うことにもなりかねないので、フルフラットでゆっくり眠ることができるかどうかが重要なポイントになります。
エブリイワゴンは軽自動車なのに車内が広い・高い
2つ目のポイントは車内の高さと広さです。
実は、車中泊するとかなり荷物が多くなります。
ホテルや旅館の宿泊であれば、浴衣やアメニティ、飲料水などは備え付けでありますよね。ですが、車中泊はこれをすべて自分で用意する必要があります。もちろんゴミも捨てる場所が少ないので、持ち帰る場合が多いです。
室内長・室内幅・室内高、すべてが軽キャブワゴンNo.1※1の室内サイズ※2。4人がゆったり乗りながら、たくさんの荷物を積める大空間です。
SUZUKI公式サイト
エブリイワゴンは軽の中でも特に広いのが特徴で、宿泊に必要な荷物に加えて、自転車・サーフボード・釣竿などのレジャー用品もすっぽり収納する事ができます。
ゴミや荷物が予想以上に増えてしまうこともありますが、エブリイワゴンなら安心ですね。
荷物を重ねて収納すると、奥や下にしまったものを取り出すのに、一度他の荷物も出す必要がありますよね。欲しいものが手に入り、やっと片付けたのに、次はまた違うものが必要になってしまった荷物をまた運ぶ…なんてこともアウトドアではよくある話ではないでしょうか。
エブリイワゴンは高さもあるので、棚を作ったり、天井にネットを張って収納することができます。
荷物の多い車中泊では、ただ収納できるだけではなく、出し入れしやすい収納ができるかどうかがポイント。
探し物を探す手間も省けて、忘れ物防止にもつながりますね。
【エブリイワゴン純正オプション】高さを活かした2段ベッド!
さらに高さを活かしたこんな純正オプションも!
これなら家族全員車中泊出来ますね。
また、2名以下であれば、荷物を出し入れすることなく、就寝の準備ができるのも嬉しいポイントです。DIYが得意な方であれば、自分で作った方がコストが削減できるかもしれませんね!
エブリイワゴンはカスタマイズ性が高い
車中泊にぴったりの車としてご紹介したエブリイワゴンですが、カスタマイズの幅が広いことも人気の1つです。ぜひ車中泊に慣れてきたら、車内の住み心地の良さとかっこよさを追求していきましょう。
素敵にアレンジされたエブリイワゴンをご紹介します。
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https://www.instagram.com/p/Bo-ed4thhoQ/?utm_source=ig_web_copy_link
この動画の方は100円ショップで揃えて、12,000円〜13,000円しか費用がかかっていないそうです。
100円ショップで揃えたとは思えない、スタイリッシュな仕上がりとなっています。参考になるアイディアもたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。
ミニバンでの車中泊が気になる方はこんな記事もありますよ。
車中泊に必要なグッズ
車中泊で心配なのが暑さ・寒さ対策ですよね。睡眠中にエンジンをつけっぱなしにはできないため、エアコンで温度調節ができないのが車中泊のデメリットです。
しかし、便利なアイテムで工夫すれば、エアコンがない状態でも十分に過ごしやすい空間を作ることがきます。
暑さ・寒さ対策に使えるアイテムをご紹介いたします。
車中泊における寒さ対策グッズ
【車中泊の寒さ対策グッズ】電気毛布
冬の車中泊にはこちらが一番オススメです。
暖かい空気は下から上昇していくので、床が暖まると自然に車内全体の温度を上げることができます。特に下半身が冷えやすい女性にもオススメですね。
また、使用する際にはインバーターを使用しましょう。PCやスマホの充電にも使えるので、車中泊する際には1つ用意しておくと安心です。
【車中泊の寒さ対策グッズ】シュラフ(寝袋)
持ち運びにも便利で、通気性の良いシュラフ。ブランケットやマットにもできるので、1年中使うことができます、特に自然の豊かな場所は夜中冷えるので、サマーシーズンでも1つ持っていくことをオススメします。
【車中泊の寒さ対策グッズ】電気湯たんぽ
車内はもちろん、アウトドア中に少し肌寒く感じた時に使用できます。
通常のカイロは寒すぎると暖まらないので、寒いエリアに行くのであれば必須のアイテムです。これは充電タイプなので、自宅であらかじめ用意しておけばすぐ使用できます。
【車中泊の寒さ対策グッズ】サンシェード
車内の冷えは窓の結露から冷えてくるので、しっかりカバーするだけで車内の温度が変わってきます。また、夏にも同じように使用できるので、1年中使い続けることができますね。防犯対策にもなるので、車中泊するのに必須アイテムの1つです。
車中泊における暑さ対策グッズ
【車中泊の暑さ対策グッズ】冷感敷パッド
車中泊に限らず、夏場はお世話になる方も結構多いのではないでしょうか。
マットに敷くだけで荷物にもならないので、夏は是非利用してみましょう。枕カバーや抱き枕などもあるので、気になる方はチェックしてみてください。
【車中泊の暑さ対策グッズ】電池タイプの扇風機
電池タイプの扇風機であれば、エンジンを切っても涼しい風を送り続けてくれます。
車内を蒸し暑くする一番の原因は、暖かい空気が停滞してしまうため。扇風機で車内の空気を循環するだけで、体感温度がかなり変わってきます。
また、クーラーをつける時も、扇風機と合わせて使う事で低い温度設定で涼しくする事ができます。
持ち運びにも便利なので、屋外でも使用できるのが嬉しいですね。
【車中泊の暑さ対策グッズ】冷えピタ
どうしても暑くて眠れない!という場合は冷えピタを体に貼りましょう。
保冷剤をタオルに包むのもオススメですが、冷えすぎてしまうのでタオルを厚めに包むなどして注意が必要です。
服の外からかけられる冷却スプレーなどもあるので、用途に合わせて活用してみましょう。
【車中泊の暑さ対策グッズ】クーラーボックス
これは奥の手ですが…、クーラーボックスに氷を大量に入れて、ビールをキンキンに冷やしましょう。
体のうちから冷やしていくのが、もっとも効果的かもしれません!
車中泊で快適な睡眠を確保しよう
車中泊で一番懸念されるのは、寝心地の悪さではないでしょうか。首や腰が痛くなったり、うるさくて眠れなかったり…。
寝心地をグッと良くしてくれる、快眠アイテムをご紹介します。
【車中泊の快眠グッズ】車中泊マット
首の痛みや腰の痛みは、翌日になっても簡単に取れませんよね。
専用のマットがあれば、フラットシートの微妙な段差や角度を消してくれます。値段は高いですが、やはり純正品はマットの質も良く、横幅もぴったりなのでオススメです。純正品以外でも幅の合うマットはあるので、ぜひチェックしてみましょう。
【車中泊の快眠グッズ】枕
頭に血が上りすぎてしまうと、翌朝目覚めが悪くなったり、人によっては頭痛を引き起こしてしまいます。衣類やタオルを丸めたものでもOKなので、ぜひ活用しましょう。
【車中泊の快眠グッズ】耳栓
静かな郊外でも、真夜中突然若者が集まりだして騒ぎ出す…なんてこともしばしば。
荷物にもならないので、一つ持っておくと安心ですね。
車中泊グッズに関するこんな記事もありますよ。
車中泊で注意すること
車中泊は費用が浮く分、ホテルより危険やトラブルにあう可能性が高くなります。しかし、事前に危険を把握しておけば、いざという時にも最小限にトラブルを防ぐことができます。
車中泊で注意するべきことをまとめたので、事前にチェックしておきましょう。
【車中泊で注意すること】防犯面での注意
車中泊経験者の方で意外と多いのが、夜中知らない人に覗かれた経験があるということ。
チェックインがあるホテルとは違い、どんな人が近くにいるかわからないのが車中泊の危険なポイントです。
覗かれるだけであっても、その後怖くて眠れなくなってしまう場合もあるので、サンシェードやカーテンで目隠ししておきましょう。
さらに怖いのが、知らない人がドアを開けようとしてきた…という経験をされた方もいるので、絶対にドアのロックはかけておきましょう。
【車中泊で注意すること】自然災害
車中泊するときは、自然の多い郊外へ出かけることが多いのではないでしょうか。しかし、自然が多い場所は地震や土砂崩れなどの自然被害が大きくなる可能性があります。
天気が悪くなったり、余震のようなものが続いたら、目的地に向かわず一旦サービスエリアや他に何もない広い場所へ行きましょう。また、こうした時のために、事前に避難場所をチェックしておくことも重要です。
【車中泊で注意すること】熱中症
車内にいるとエンジンの暑さで、気づかぬうちに体が暑くなることがあります。真夏の車内は十分に気をつけましょう。
また、車中泊で危険なのが、寝ている間に熱中症になってしまうこと。夜間熱中症と言い、地面や天井からの放射熱をじわじわと長時間浴びると、寝ている間に熱中症になることもあるそうです。
寝ている間は自分でも気づきにくいため、水分補給をしてから寝たり、換気をして空気がこもらないように注意しましょう。
特にお子さんはもともと体温が高く、大人より熱中症になりやすいと言われています。顔色を良く観察し、こまめに水分補給と休憩を心がけましょう。
【車中泊で注意すること】エコノミー症候群
長時間同じ体勢でいると血流の流れが悪くなり、体調が悪くなることがあります。運転中はもちろんですが、就寝時にも血流が悪くならないように注意する必要があります。
注意
- 体を冷やさないようにする
- 枕を使用する
- 足を上げて寝る
- 休憩をこまめに挟み、体を動かすようにする
- アルコールやカフェインを摂らないようにする
特に血管の細い女性や高齢者の方がかかりやすいため、自分が大丈夫でも女性・高齢者がいる場合は気にかけてあげましょう。血管が詰まってしまうと、最悪死に至る可能性もある怖い病気なので、十分に気をつけて下さい。
【車中泊で注意すること】野生動物・昆虫
普段都会に住んでいると気付きませんが、野生の動物たちは意外と好奇心旺盛で人に怖がらずに寄ってくる場合があります。
知らぬ間に縄張りに入ってしまうと襲われることもあるので、山の中や自然が多い場所で車中泊するときには十分に気をつけて下さい。
また、スズメバチなどの昆虫にも注意が必要です。巣が近くにあると、車内に入りこんでしまう場合もあるので、窓を開けるときは網戸を用意するといいでしょう。
オススメの停車場所【探し方も紹介】
停車場所を選ぶポイントは「トイレ」「街頭」「電波が届くエリア」の3つをチェックすることです。防犯面でも安全面でもこの3つは重要です。
一番のオススメは、コンビニや道の駅などの公共施設。
トイレの利用や必要なものが手に入るのはもちろんのこと、外灯があるだけで防犯面でも安全なので初心者はなるべくコンビニや道の駅を選びましょう。また公共施設の付近では、電波が繋がらない場合もほぼないので安心です。
もしコンビニや道の駅が近くにない場合は、温泉施設・ゴルフ場・公園などを探してみましょう。
場所によっては車中泊できない施設や時期によって異なる場合があるので、事前に調べてから行くことをオススメします。
仮眠車中泊場所マップ drivePmap lite
開発元:Takuo Kamimura
無料
車中泊できる場所を見つけてくれるアプリもあるので、ぜひ活用してみて下さい。
まとめ
- エブリイワゴンは車中泊に必要な条件が揃っています
- 車中泊には暑さや寒さ対策、快眠グッズを用意しておきましょう
- 車中泊では自然災害や防犯面、熱中症などに注意しましょう
- 車中泊する場所は「トイレ」「街頭」「電波が届くエリア」をチェックしましょう
車中泊はホテルに宿泊するより、面倒なことが多いかも知れません。ですが、普段見られないような星空を見られたり、人気の観光地を独り占めできたり…、特別な経験ができるのが車中泊の最大の魅力です。
事前の準備さえしっかり行えば、車中泊は旅の楽しさを何倍にも広げることができます。ぜひ車中泊で素敵な思い出作りをしてください。