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こんにちは、しんじです。今回はあの低燃費の化け物カー「プリウス」の意味について色々調べてみました。
「プリウスに乗っているけど、そもそもプリウスにはどんな意味があるのだろう?」と考えている人はいるのではないでしょうか?そんな皆さんの疑問に答えつつ、プリウスの歴史についても簡単に紹介しちゃいます。
プリウスの語源は?
プリウス(prius)はラテン語で「~に先立って」という意味があります。
プリウスは、確かに先駆者としてふさわしい名前ですが他にも理由があります。それは、アルファベット1文字ずつにも意味がこもっているのです。
Presence=存在
Radical=革命的
Ideal=理想
Unity=調和
Sophisticate=洗練
なお、プリウスが進化したプリウスαとプリウスPHVにも意味があります。2つの車種については後程説明しますね。それにしても、プリウスの名前にいろいろな意味が込めらていたことには驚きました。
プリウスについてのこんな記事もありますよ。
プリウスの原点と進化
早速、初代プリウスの誕生から現在の4代目プリウスまでの進化を見ていきましょう!
トヨタ・初代プリウス(1997~2003)
初代プリウスの開発におけるミッションは、「21世紀のクルマをつくる」「トヨタのクルマづくりを変える」の2点でした。
そして、当時のクルマ社会が抱える多くの課題の中から、「環境」と「資源」の2つをテーマに据えました。なぜなら、このテーマはスケールが大きすぎて取り組むメーカーが少なかったこと、そして、いずれは誰かがやらねばならない問題であったこと、だからです。
これがプリウスの原点です。
そのテーマ(「環境」と「資源」)と、プリウスの名前の由来通り(他社に先駆けて)、トヨタは画期的な低燃費と排出ガスを低減するTHS(トヨタハイブリッドシステム)という新駆動システムを採用しました。正にハイブリッド車の先駆け車です。
このTHS以外にもあらゆる観点のエコロジーを取り入れています。
例えば、コンピューター解析を駆使して、空気の流れをスムーズにするボディを採用していたり、高張力鋼板の大幅採用により、剛性を高く維持したまま軽量化を実現し、低燃費を追求しています。
さらに、空調システムにおいてもエアコンユニット内を上層(外気)と下層(内気)の2つに分けた内外気の二層式オートエアコンを採用することで、換気負荷の低減をしています。これに加え、UVカットグリーンガラスや断熱構造ボディによるエアコンの効率化も高めています。
トヨタ・2代目プリウス(2003~2009)
2代目プリウスは、THSからさらに進化したTHSⅡの採用により、走行性能のアップとさらなる低燃費を実現しました。また、室内スペースも拡大されています。
初代プリウスと比較して大きく違う点は、以下に示す世界初の先進技術を搭載したことです。
- インテリジェントパーキングアシスト
- ステアリング協調車両安定性制御システム(S-VSC)
インテリジェントパーキングアシストとは、ステアリングを操作せずに後退駐車ができるシステムです。
車庫入れや縦列駐車が苦手で「車庫や隣の車に当たらないように駐車しないといけない」と、毎回プレッシャーを受けている人がいるのではないでしょうか。
インテリジェントパーキングアシストがあれば、周囲の安全確認とブレーキの速度調整をすれば、簡単に駐車することができます。これでプレッシャーから解放されますよね。
ステアリング協調車両安定性制御システム(S-VSC)とは、ブレーキ制御(VSC、ABSなど)と電動パワーステアリングを協調させたシステムです。
例えば、滑りやすい路面でカーブする時に、車のバランスを立て直す方向へステアリングを制御してくれることで、安全性を高めてくれているのです。
他にも2代目プリウスはスタートシステムが充実し、スマートエントリー&スタートやプッシュボタンスタートが搭載されました。
今ではほとんどの車が採用しているので、説明は不要かと思いますが、スマートエントリー&スタートはキーを使わずにドアの施錠や解錠を可能にしており、プッシュボタンスタートはキーを使わずにボタンを押すだけでエンジンが始動するシステムです。
トヨタ・3代目プリウス(2009~2015)
3代目プリウスは更に燃費向上対策を行い、10・15モードで38.0km/Lを達成しています。
また、2代目プリウスから車のサイズはほぼ変わらすに、ハイブリットバッテリーの小型化や配置の工夫などにより室内のゆとりを拡大し、優れた居住性とユーティリティを実現しています。
燃費向上対策の一つであるトライアングル・シルエットのデザイン進化について説明しますね。
トライアングル・シルエットとは、前後のバンパーとキャビンの頂点を結んだ三角形をイメージしたラインのことを言います。
ヘッドランプから流れるようなシャープ状のボディフォルムであることにより空気抵抗を減らしてくれます。
ハイブリット・シナジー・ドライブも進化しました。まずシナジーの意味は単体の要素より2つの要素を合わせることで効果を発揮することです。この2つの要素はエンジンと電気モータで互いの得意な領域を発揮し互いの不得意な領域を補うことです。
「圧倒的な環境性能」と「走る楽しさ」のより高いレベルでの両立を目指し、システム全体の90%以上を新開発した、1.8Lガソリンエンジンにモーターとリダクションギヤ※1を組み合わせたハイブリッドシステム「リダクション機構付のTHSⅡ※2」を搭載。また、車両全体でのエネルギー効率の向上との相乗効果により、世界トップとなる燃費性能38.0km/L※3と2.4L車並みの動力性能を両立。特に高速走行時、夏・冬場の実走行燃費にも配慮。
※1 モーターのトルクを増幅し、大きな駆動力を発生する機構
※2 THSⅡ : TOYOTA Hybrid SystemⅡ
※3 10・15モード走行燃費。国土交通省審査値/Lグレードの場合
トヨタ・4代目プリウス(2015~現在)
4代目プリウスはさらに燃費が向上し、JC08モードで40.8km/Lを実現しました。
さらに個人的に注目したいのはデザインの進化です。好みもあるかと思いますが、私はめちゃくちゃ好きです。かっこいい。全ての性能を追求し終えた先のデザイン志向にも感じてしまいます。
この4代目プリウスは、TNGA(Toyota New Global Architecture)というクルマづくりの構造改革により開発されています。
TNGA(Toyota New Global Architecture)
では、TNGAについてもう少し詳しく説明しますね。
「走る」「曲がる」「止まる」の基本的な動きをさらに向上させて「もっといいクルマをめざす」の実現を目指します。特にTNGAは低フード化と低重心化がメインです。低フード化によって視野が広くなり、低重心化によって運動性能が向上します。
部品の仕入れ、調達、生産技術や開発を統合的に改革を行うもので、部品やシステムを共有することで、安定して生産しやすい車の開発ができることです。これにより、車の品質をあげることができ、同時に車の信頼性を高めることができます。
世界中のメーカーが採用しているグローバル標準規格に準じた部品開発を行うことです。これまでトヨタ専用規格だったものをグローバル標準化することで、多数のメーカーの部品を採用することが可能になります。これによりコスト削減が可能となります。
グルーピング開発とは複数車種を同時に開発することです。商品ラインナップを決めた後に、部品やユニットの共用化ができる車種をまとめて開発することで、開発の効率化を図ります。
従来は生産拠点の近くから部品調達することが多かったのに対して、グルーピング開発の共用化と連携した「まとめ発注」を行います。これにより、部品コストの削減が可能になり、競争力を向上させることができます。
プリウスにαが付くと何が変わるの?
プリウスαのαには「+α」の意味があります。
で、プリウスαは何が「+α」かというと、ずばり室内空間が広くなっています。その車内が広くなったことによる7人乗りのグレードもあります。
また、シートアレンジとして足を伸ばすことができるリラックスモードや、荷物の収容スペースを広げるフルラゲージモードが新たに搭載されています。
プリウスで車中泊はいかがですか?
プリウスPHVの性能とは?
PHVは「プラグイン・ハイブリッド」の略称です。
「プラグイン・ハイブリッド」とは、コンセントからバッテリー充電ができるハイブリット車のことを言います。つまり、家庭用電源を用いて直接電気を供給できるんです。
もっというと、「出川哲朗の充電させてもらいませんか?」で使われている電動バイクと同じです。電動バイクも家庭内電源を用いて充電をしていますよね。
HV(ハイブリッド車)とPHVの比較として、どの部分が違うのか疑問に思いませんか?
まず、電池の容量が異なります。HVには主にニッケル水素バッテリーが使われているのに対して、PHVはリチウムイオンバッテリーが使われています。PHVの方がエネルギー密度が高いため、モーターでの走行距離が長くなります。
次に充電の仕組みが異なります。HVは外部から電気を供給することができず、下り坂の走行中や減速中にタイヤの回転力を発電機に回すことで充電をします。
これに対して、PHVは先ほど述べたように外部電源からも充電することが可能になります。
まとめ
- プリウスの語源は「~に先立って(先駆者)」ということです
- プリウスはプロトタイプから始まり4代目プリウスまであります
- プリウスαの「+α」は室内空間が広い
- プリウスPHVは家庭用電源で充電できるHV車である
この記事を読んで「プリウスにはこんな意味が込められているのか」や「これをきっかけにプリウスに興味をもつことができました」という声があれば嬉しいです。
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